志を持つべきものです

歴史上の偉人のトップ3

日本人が大好きな歴史上の偉人のトップ3は、織田信長・坂本龍馬・豊臣秀吉と言われています。
この三人に共通する部分は「志」があったことでしょう。織田信長は天下布武の志。

坂本龍馬は維新回天の志。豊臣秀吉には立身出世の志がありました。
この三人に関する評価は賛否両論があります。

それでも彼らは、自分の夢に生命を賭けて奮闘しました。
だからこそ彼らは日本人が好きな偉人に選ばれているのです。

人間はやはり志を持たねばならないと思います。志は士(サムライ)の心と書きます。
現在にはサムライは存在しません。だけど誰だって志を持ってもいい世の中なのです。

私は時代小説をよく読むのですが、とくに江戸時代を舞台にした作品には、多かれ少なかれ身分差別による問題が出てくるのです。
それによって起こる悲劇が、時代小説の魅力の一つでもあるのです。

時代小説を読んでいると、現代日本に生まれてよかったとつくづく思います。
誰もが思い思いの夢を持って良いのですから。

ありんす言葉の裏にあるもの

江戸時代の江戸の町を舞台にした作品には、吉原の遊郭がよく出てきます。
遊郭ではたらく遊女は独特の言葉を使います。「あちき」とか「ありんす」などの廓言葉ですね。

なぜ廓言葉というものが生まれたのか。それには実に興味深い理由があるのです。
当時の遊郭ではたらく遊女たちは、日本全国から人買いに売り飛ばされたり、人攫いにさらわれた娘たちが多かったのです。

北は東北から南は九州と津々浦から集まってきた娘たちは、それぞれ言葉も生活文化もまったく違いました。
そういった娘たちに、遊郭だけで使われる廓言葉を叩きこむことで、田舎臭さを出さないようにしていたのです。

いささか不謹慎な物言いをすれば、田舎からの集められた娘たちに、遊郭というブランドを与えることによって、気に入らない相手にはたとえ大名だって袖にすることができる太夫にレベルアップさせることができるのです。
遊郭は言い方を換えれば、遊郭は女が唯一、男の上を行ける場所だったのです。